4年生の4月から卒業論文の研究を行います(詳しくは「学生生活」のページ)。フィールド科学専修には、基幹講座と協力講座があり、その中のひとつの研究室に所属して卒論研究を行うことになります。
基幹講座
基幹講座の各研究室での詳しい研究内容については、以下のリンクをご覧ください。
協力講座
協力講座の各研究室は以下の通りです。各研究室での研究内容については、それぞれのリンクをご覧ください。
附属水産実験所
附属演習林
生態調和農学機構
過去の卒業論文
フィールド科学専修の学生が、各研究室で取り組んだ卒業論文のタイトルです。ここ数年分のものを掲載してあります。
生物多様性科学研究室
- 再導入されたミヤマシジミ個体群の多様な変動様式とその要因の検討
- ネコの森林内での道路利用を考える −自動撮影カメラによる解析から−
- 日本におけるロードキル発生に関するリスク評価
- 野生化イエネコが希少哺乳類に及ぼす影響: 糞分析とカメラデータによる解析
- カメラデータによる種間相互作用の推定 −REST モデ ルと潜在変数モデルの融合−
- 多様な昆虫がもたらすソバの送粉サービスのレジリエンス
- 温暖化によるフェノロジーの晩期化はなぜ起こるのか?
- ベクター媒介性感染症リスクに対するベクター群集の多様性と種間競争の効果
- 谷津の水田放棄と餌生物のフェノロジーがサシバの生息に与える効果
- アメリカザリガニの成長に対する“自己促進効果”
- 陸生鳥類の種多様性と景観異質性の関係:国土スケールでの評価
- ニセアカシアが地上と土壌を介して造網性クモ類に与える影響
- 里山のモザイク状の景観構造が水田周辺の草地に生息するクモ類の種多様性に及ぼす影響
- 水草の生活型によるアメリカザリガニからヤゴへの捕食圧軽減効果の違い
- 最上位捕食者の種特性とメタ群集の安定性
- 中山間地域の無居住化に伴う鳥類群集の変化
- 農地景観におけるミヤマシジミのメタ個体群:生息地連結性と食草パッチの役割
- 植物の自家和合性の有無が多様化率と分布域の広さに与える影響の理論的検討
保全生態学研究室
- オオムギリビングマルチが飛翔性昆虫と生態系サービスにもたらす影響
- 土地の節約と共有が持つ生物多様性保全機能の解明:国 内の二大メガシティの比較研究
- どんな生き物が大衆の心をつかむのか? 日本産鳥類を対象とした定量分析
- 都市化が異なる種類の自然体験に対する認識・享受頻度に及ぼす影響の解明
- 除草剤と耕起が害虫捕食サ ービスに与える影響の解明
- 生物多様性保全行動への積極性は幼少期の自然体験頻度および強度とともに高まる
- フィチン酸生合成の調節機構解明に向けて
- イネにおけるフィチン酸生合成とリン吸収の活性化に向けて
- 環境浄化植物の作出にむけたMRPサブファミリー遺伝子の機能解析
- 登熟種子中の金属輸送におけるフィチン酸の役割:遺伝子組換え体の生理学的評価
- 劣悪な環境に挑む:イノシトールピロリン酸生合成経路と環境ストレス応答の解析
- リン資源保全型イネの作出に向けて:幼植物体におけるリン欠耐性の品種間差異の検討
緑地創成学研究室
- 新型コロナウィルスに対する恐怖心の緑地利用行動への影響
- 太陽光発電開発と生物多様性保全の空間コンフリクト解析
- 臨海部の埋立地に造成された都市公園における緑地管理と土壌特性の関係 −葛西臨海公園を事例として−
- 都市化が人と自然のつながりや自然の価値認知に与える影響
- 千葉県における農地景観構造に影響を与える社会的・自然的要因の検討
- 都市的集積地域における緑地の量および構造と人口密度の全国スケールでの関係性
- 人間活動が森林の中型食肉類の日周性と生息地選択に及ぼす影響
- 軌道緑化空間における街路植栽との組み合わせが景観の評価に及ぼす影響
- 自然災害リスクと住宅価格の関係
- 国営昭和記念公園における有機性廃棄物処理のコスト分析
- 東京都区部における生産緑地の確保と市民農園利用の現況と課題
- 千葉県における竹林の分布状況と拡大傾向に関する研究
- 市民団体による里山林管理活動の持続性と会員の動向について
- 市民による生物相保全活動における生態学的知見活用の実態:多摩川流域のカワラノギク保全団体の事例
森圏管理学研究室
- スギが放出するBVOCsの新測定法の開発
- 1920年代の北方針広混合林における森林バイオマスの変動要因
- 葉緑体DNAシーケンスによるイチイガシ(Quercus gilva)の遺伝構造
- ヒメシャラの遺伝的多様性に関する研究
- 天城山ブナ林(Fagus crenata)の現状と成立機構
- 秩父山地におけるオノオレカンバの生育地環境および遺伝構造
- 秩父山地を中心としたオノオレカンバの生育地環境と遺伝構造
- 伊豆半島南部におけるシイ林伐採後の更新経過の推定
- 静岡県天竜地域におけるスギ高齢人工林の遺伝的多様性
- 静岡県「森林づくり県民税」による「森の力再生事業」の現状
- 天城山御林における江戸時代末期の製炭に伴う森林状況の変化
水域保全学研究室
- アカエイが生物攪拌者として干潟に与える短期的及び長期的影響
- 干潟動物の造巣活動が底生微細藻類に与える影響
- 水陸両生種トビハゼの水浴び行動に影響を与える環境条件
- 室内水槽におけるアサリの堆砂に対する応答と生存
- 国立市ママ下湧水公園内の水路における外来淡水エビ Neocaridina davidi の分布密度と物理環境の関係
- 潮間帯において生物起源の構造物が生物群集に与える影響 –マガキ・イガイ・ヤッコカンザシの比較 –
- 干潟における底生生物密度と物理環境がシギ・チドリ類の分布に与える影響
- 浜名湖における夏季の成層が植物プランクトンの律速栄養塩に与える影響
- マングローブ水域に生息するコモチサヨリの成長に伴う顎形態と食性の変化
- コンクリート護岸がマングローブ魚類群集構造に与える影響
- 砂浜海岸における海岸保全施設が底生無脊椎動物群集の構造に及ぼす影響
- 多摩川河口干潟におけるヤマトオサガニMacrophthalmus japonicusの生物攪拌が埋在性マクロベントスに与える影響
- 琉球列島におけるスネナガエビ(十脚目:テナガエビ科)の集団遺伝構造